3/25 復活しました。僕は元気でもないです。

2006年10月24日

砂の上に咲く花

ちょっと、小説みたいなものを書いてみましたよ。

うん、だらだらしてる。

暇な人は読んでいただければありがたいです。

ただし何も期待するな!オチへのブーイングは認めない。

ではどうぞ


---------------------------



「じゃあ、こーちゃん。またね 」

「おぅ、じゃあな 」

夕暮れの中、坂を上る彼女の後姿を見送る。
笑顔の彼女を見るのが好きだった。
僕はうれしかった。そして同時に「よかった」と安堵した。



今年の4月にクラス替えが行われ、それで僕と彼女は同じクラスになった。
それまでも彼女のことは知っていた。
去年の秋ごろに転校してきて、初めの頃はみんなと違う制服を着ていたのをよく覚えている。

そのせいもあったのかもしれないが、彼女はいじめられていた。

初めはプリントを一人だけ回されない、影で悪口を書いた手紙を回されるといった陰湿ながらも軽いいじめだった。
それが彼女が抵抗しないことを知ると次第に悪質なものへと変わっていった。

2学期の終わりには彼女の机は落書き帳に変わっていた。

死ね、臭い、ブス、消えろ・・・・・・

毎朝書かれている言葉を彼女は必死で消した。自分についた汚れを振り払うかのように必死で消していた。

だが2週間もすると彼女は消すのをやめた。
いや、諦めたのだ。

そして3学期が終わる頃には彼女と話す者はいなくなっていた。


学年が変わり、クラスが変わってもいじめは続いた。
すでに彼女を味方するものはおらず、クラス中が彼女の敵だった。
もちろん、その頃の僕も例外ではない。
僕も彼女をいじめていた。

日に日に彼女へのいじめはエスカレートしていった。
無視や物を隠すといったいじめから性質を変え、彼女への直接的ないじめへと変わっていった。
つまりは、暴力だ。

物が投げつけられ、トイレでは水をかけられ、机が蹴り飛ばされた。

彼女は涙を流していたが、その涙を理解できないほど僕は未熟だった。

そして彼女は・・・・・・ただ耐え続けていた。


ある日の帰り道で彼女を見かけた。
その日は雨が降っていた。
彼女は公園のベンチの脇にダンボールに捨てられた猫を見て微笑んでいた。
その笑顔が眩しかった。
眩しすぎてよく見れないほどに。
どうして毎日あんなにいじめられるのにそんなに優しい笑顔ができるのだろう、と。
辛さを微塵も感じさせないその笑顔が僕にはわからなかった。

すると彼女は自分の傘を猫が濡れないように立て掛けその場を離れた。

僕は追いかけた。
なぜか自分でもわからないが、彼女に聞かなければいけないという衝動に駆られ彼女を追いかけた。

そして彼女に尋ねた。


「な、なんで学校に来るの?あんなにいじめられるのに 」


きっと僕ならば耐えられない。
それでも彼女は学校に来続けた。それが不思議だった。


「・・・・・・す、好きな人の顔みるため。 」


意外すぎる答えだった。
そして、その後に出た彼女の言葉は僕をもっと動揺させるものだった。


「え? 」

「君の顔が見たくて、毎日学校に行くの。 」

「な、なんで俺なんか・・・・いじめてるんだぞっ!お前を! 」

「ううん。いじめてないじゃん。いつも見てるだけでしょ?そんな君は優しいんだよ。 」

「 ・・・・・・・ 」


そう言って、雨から逃げるように走り去っていく彼女の後姿を見ながら僕は泣いた。
こんな僕を優しいといってくれた彼女の優しさに押し潰されそうになりながら泣いた。

僕のために・・・・彼女は・・・・・


次の日から僕は彼女を守るようになった。
いじめている奴らに反抗し、彼女を庇うようになった。

すると、当然のことのようにクラスの奴らは僕をいじめるようになった。

でもこれでいいと思っていた。
僕がいじめられる分、彼女へのいじめは減っていったのだから。
何より、彼女の顔を見ることができるのだから。


それから僕らは一緒に帰るようになった。

手を繋いで帰るようになった。

幸せだった。

こうして彼女を笑顔が見れることがうれしかった。

未だに僕らへのいじめは続いている。

だけど僕は学校に来る。

学校には大好きな彼女がいるから。

きっと数ヶ月前の彼女もこんな気持ちだったのだろう。

そう思うと、ちょっと彼女のことが理解できたと思えてうれしかった。

でもな、ここだけの話、彼女、超ブス。





=another story=


posted by natto at 00:35| Comment(13) | TrackBack(1) | 読み物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ま、まぁ、美の感覚なんて人それぞれですから…ねぇ。

でも、アイツの彼女、超ブs…んんん。

Posted by ロッシュ at 2006年10月24日 01:02
オチワロスwwwww

容姿はどうなんだと気になったと思ったら超ブスktkrwwwww


Posted by りんぐ at 2006年10月24日 16:13
超ゲキブサと付き合っている超絶イケメンの僕様がきましたよ
Posted by k at 2006年10月24日 16:38
あっはっはw
イイお話だと思ったら最後はそうですか!
外見超ブスでも心は超キレイ☆
それでいいじゃない。
Posted by ちぃ at 2006年10月24日 20:06
>ロッシュさん
んんん〜
別にブスが悪いとは一言も言ってない。
いじめ問題への参考文献となることを願う。

>りんぐさん
気にする奴が負け組
容姿なんてわからないのが文章のいいところ

>Kさん
童貞キタ―――――(゚∀゚)――――――!!
ブサメン乙!

彼女がいれば勝ち組よ

>ちいさん
いらっさいませ
心が少しくらい汚くても超キレイな子がいい。
何がいいの?って質問には答えません
Posted by natto at 2006年10月24日 20:55
ブスの子の方が逆にセックス時に燃えますよね!!
…あれ?違った?
Posted by 肉好き男 at 2006年10月25日 19:26
>肉好き男さん
ここは性癖を晒すスレではございません
あれでしょ?
好きなジャンルがフェチとかでしょ?
Posted by natto at 2006年10月25日 23:01
なぜ『ブス』は、いじめの標的にされるのだろうか?

感動と笑いをありがとうございました♪
主人公はブスが好きなのか?
それとも、女の子の性格に惹かれたのか?
ちなみに私はストライクゾーン広いです。
Posted by Q太郎 at 2006年10月26日 12:28
>Q太郎さん
いやいや、読んでいただいてありがとうございました。
主人公がブス好きなんて夢がないんですが、その辺は柔軟に設定してもらって結構です。
ちなみに僕は球種(おっぱい)によって変わります。
Posted by natto at 2006年10月26日 22:17
肉さんの性癖にはついていけないっす・・・部屋中いっぱいに山田花子のプロマイドなんて・・
Posted by ハラキリ at 2006年10月27日 03:10
僕の予想ではあの人きっとおチンチンも大好きだからね。
バイだよバイ
うほっ いい男
Posted by natto at 2006年10月27日 21:54
おもすれーwwwwww
もっと書いてwwwwwww

俺もがんばっておもしろい小説かくよww
っていうか更新するよww
Posted by VIPからきますた at 2006年10月30日 00:56
>VIPから
あい、がんばります
すいませんです。クオリティが低くて

ガシガシ更新すればよろし
Posted by natto at 2006年10月30日 21:10
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