3/25 復活しました。僕は元気でもないです。

2007年01月19日

ストーリーバトン【第2話】


☆ルール☆
バトンを受け取った人はストーリーの続きを自分のサイト(ブログ)にアップしてください
必ず最後、一人に回してください
必ずこのルールを最初に載せてください。
記事のタイトルにストーリーバトン第?話と話数を+1づつ増やしてください。
受け取った人は回した人に記事をトラックバック等して知らせてください。

【経過】
肉好き男の借家 → えぬじーわあど → ???


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反対側に見えるベニヤのドアの方へと視線を移す。
時間の経過とともに幾分心が落ち着き、その波立ちが穏やかになってきていたというのに、部屋の端から見えるその光景は再び俺の心に不純物を投じた。
見知らぬ部屋・・・似合わない音楽・・・そして、死体。
リアルさの欠片もない風景がそこには広がっていた。

自分になにが起こっているのか全く理解できぬまま、ベニヤのドアへと向かう。
死体を避け、なるべく視界に入らないように、ゆっくりと歩を進める。
そして、ドアの前に立った俺は、不穏な空気を感じ取っていた。
その空気は俺にある予感を与えた。
予感というよりも、ほぼ確信に近い。

「このドアはきっと開かない」と・・・

そっとドアノブに手をかけてみると、俺の感じた予感が正しかったことを知った。
ピクリとも動かない。開かないことがさも当然のように引っ張っても押してもびくともしないのだ。
単純にドアが開かないという感じではなく、ドア全体がまるで壁に張り付いているかのようだった。
ドアが開かなかったこと自体は俺にそれほど驚きをもたらさなかったのだが、ふとその時に口からこぼれ出た一言が、俺の思考をかき乱した。

「まるでドアの模様をした壁だな・・・・・・。」

この一言が、俺の思考をある方向へと走らせた。
もし、このドアが本当にただの模様だとすればそこには誰か他の者による「作為」があるということになる。
俺のことを騙そうとする者、嵌めようとする者がいるということだ。
何かの間違いで俺がここにいるのではない、その事実をそのドアが俺に突きつけたのだった。

あまりにも現実離れした状況に身を置かれ、どこかリアルさを感じることができなかった。
そんな時に見た、あの紙に書かれたメモ。
どこか夢の中でゲームに興じているようなそんな感覚を心の奥底で持つことになったのだ。

しかし、影で俺を操ろうとする者がいるということ、そしてそれが「敵意」とすら感じられるような邪悪なものであることを実感した俺は一気に現実世界へと引きこまれた。
急激に襲ってくる不安。恐怖。
外から漏れてくる雨音が一層強さを増したような気がした。

雨音が聞こえる方向、その閉められたカーテンの奥には窓がある。
そこから抜け出せるかもしれない、そう思い、歩み寄ろうとした。
瞬間、
突如、俺の意識が朦朧とし視界が狭くなった。

睡・・・魔・・・・・・?

目を覚ましてからさほど時間も経っていないはずなのに急激に襲ってくる睡魔。
まるで睡眠薬を飲まされたかのような強烈なものだ。

「そうか・・・さっきのミネラルウォーターか・・・・・・・ 」

何も考えず手にとってしまった自分を後悔した。
少し考えれば疑わしいことくらい気がつけるはずだったんだ。
どうやらミネラルウォーターは不正解だったようだな、と薄れゆく意識の中で思ったが、必ず正解なんてあるとは限らないのだった。

俺はどこかに抜け道が有り、部屋には罠が張りめぐらされいても、必ずどこかに正解があるのだと思い込んでいた。
だがよく考えてみればそんな保障はどこにもない。
もしかしたらこのまま死ぬまでこの部屋に閉じ込められるかもしれない。

メモには、「『まずは』この部屋から脱出しろ」と書いてあった。

「まずは」

それが「脱出すること」がゴールではない、ということを物語っている。
脱出するにも何の糸口も見つからない状況で、たとえ脱出が出来たとしても、その先にはなにが俺を待ち受けてるというのだろう。

視界が完全に閉ざされ、辛うじて部屋を流れる軽快な音楽がかすかに聞こえるだけになっていた。
次に目を覚ました時にはどうなっているのだろう。
もしくはこのまま・・・・・

薄れゆく意識の中、意外にも冷静にそんなことを思っていた。

そして俺は、かすかに聞こえる音楽の中に「ザー・・・・・・ガガー・・・・・」とノイズが走るのを確かに聞いた。

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それでは次は、フライドポテト山積み検定1級である
ムトウの電情一人歩き」のムトウさん
よろしくお願いします。

posted by natto at 19:30| Comment(5) | TrackBack(0) | 読み物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
この話、めっちゃ気になるがなw
どうなるんだ?のっけからぶっ飛んだ話やしw
Posted by カバチタレ at 2007年01月19日 20:13
やっぱ1日十二時間は寝ないと肝心なときに眠くなっちゃうからダメなんだよ。
ナットさんはキューブとかソウとか好き?
Posted by ハラキリ at 2007年01月20日 16:35
ヤ、ヤらしくない・・・!!
ホントに肉サンからのバトン?
A人してスゴイ カッコよくなってる・・・
なんか続き楽しみー
Posted by なみ at 2007年01月21日 03:56
昔のストーリーバトンに状況は似ているけど
何かが違うぞ!!!!!?

アレ?こんなシリアスなバトンだったっけ?
Posted by Hasssy at 2007年01月21日 08:14
>カバチタレさん
今後はムトウさん以降の方々に期待ですよ!
きっとカオスな方向へと進んでいくことでしょう。

>ハラキリさん
乙でした。寝ないとダメね、色んなことが。
どっちも好きですよ。
どっちも1が好きですよ。

>なみさん
おかしいですよ。
その、ものの考え方、人の捉え方、おかしいですよ。
僕はすっごい好青年なのです。
続きはムトウさんに・・・

>Hasssyさん
昔の状況はよく知らないのですけど、シリアスに行きたいと思い書かせていただきました。
こんなのもいいかと。
Posted by natto at 2007年01月21日 21:15
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